BIOSとんだ屋根までとんだ・・・
戻 る
今までなにげなくやっていたBIOSのアップデート。「失敗なんて滅多にあるもんじゃねーよ」と、たかをくくってアップデート。いつもは起動ディスク作ってDOSでやってたのを今回はGIGABYTEで配布しているWindows上でアップデートできるソフトを使って作業開始。バックアップをとったうえで最新BIOSを入手。全部このソフト上でできる。なんて楽チンなんだろと思いながら再起動・・・・・いつまでたってもピーっていう起動音がしない、画面にもなにも表示されない。もしや・・・悪い予感が。CMOSクリアしてもだめ、バックアップ電源(電池)抜いてもだめ。ついにやってしまった。ついに来るべき時が。
そうこうしててもしょうがないので、某ショップに電話してBIOSのリカバリーを依頼。ところがROMが直付なのでできませんとのこと。niftyで探すとROMさえ基盤から外して送付すれば回復してくれそうなショップがあることを知り、ROMを見たところ32ピンPLCCのハンダ付けはかなり細かく外せても、とってもじゃないが再設置は不可能。そういうわけでCPUごとマザーを入れ替えました。皆さんもBIOSを書き換える時は「ROM焼き大丈夫」を使うか、初めからデュアルBIOS搭載マザーボードにしましょう。最低でも直付のデュアルBIOS無しのマザーはやめましょう。BIOS書き換えしなくてもウイルスに書き換えられることもありますから。私はこれに懲りて「ROM焼き大丈夫」を購入しました。
新しいマザーにしたし、BIOSとばしたマザーのダメもと大手術を計画しております。成功したらまたHPで報告します。
BIOSのリカバリー料金 通常のショップだと5000円程度
今回発見したショップ
「ピーシーハウスケイ」色んなサイトでBIOSの書き換えサービスといえばここの名が出てきました。
今回の教訓アイテム
IOSS「ROM焼き大丈夫」
BIOS ROMの種類
名称 | 形状 |
PLCC | デュアルBIOSや小さいマザーボード等で多い。小さい正方形状のROM。 |
DIP | 長方形のカニ足のROM。直付でも比較的簡単にとれそう。 |
BIOS ROMの表面に貼られているシールを剥がすと、サポートが受けられなくなるとの情報もありました。(未確認)
その後
K7S5AのBIOS不具合の関係で色々サイトを渡り歩いていると、「AMI BIOSは書き込みに失敗しても復旧できる」との情報があった。これはAMI BIOS特有の機能らしく書き込みの際に更新されない領域があるらしい。方法は次のとおり。
1.フォーマット済のFDを準備する。
2.書き込みたいBIOSのファイルを「amiboot.rom」とリーネームしてFDに保存。
3.FDDにそのFDを刺して電源を入れると同時に<Ctrl>キーと<Home>キーを同時に何回か押す。
4.FDDが自動的にBIOSファイルを読みに行って数分で復旧完了。
ただし完全にBIOSの内容が破壊されているとできないです。
私も早速復旧にあたったのですが、一向にFDDのアクセスランプが点かず、キーボードにも電気が来てないようで、しばらく放置してもだめでした。
またもや
続く時は続くもんで、今度はFMVのBIOSが逝ってしまいました。
CPUを交換したらBIOSがそのCPUに対応してないんで毎回「F1押し」で対応してたんですが、さすがにめんどくさいうえに今時Y2K問題もあるので、マザーのOEM元であるAcerのBIOSを入手して書き込みしました。
ところが書き込み途中でなぜかフリーズ。教訓を生かせず「ROM焼き大丈夫」を買わないで(前回買ったのは2Mで今回のROMは1Mタイプ)やってたもんで、さよーならー。ここで「ピーシーハウスケイ」の登場です。早速ROMを郵送したら、何回やっても書き込めないとの連絡。どうやらROMが不良品だったらしく、自分が失敗したのもそれが原因のよう。しかたがないので「ROM焼き大丈夫」を購入してそれに焼いて送り返してもらいました。問題なく動作しました。ありがとうピーシーハウスケイさん!とっても対応が良く感動しました。
せっかく「ROM焼き大丈夫」買ったので、古いSocket7マザーからROMを抜いてFMVに転用したところ問題なく書き込めたので、そちらのROMで今は生き長らえています。